ITGにおける滝って意外とDDRの滝と違うんですよね。滝の形って色々あるんです。覚えると滝以外の配置(8分とか3連、5連とか)にも応用できるので覚えておくといいかもしれません。

基本編


taki1
よく見る4つで動く滝です。これだけではあまり美しくありません。先ずは「体の向き」から見ていきたいと思います。


taki2
表拍(赤と青)を見てください。
←と↓に集中しています。赤と青に左足、黄色に右足を置いてみればわかりますがこれは左向きの配置です。このように譜面には体の向きがあります。まずはこれを意識しましょう。


taki3
次です。←と↑に片足が乗ると思います。これが右向きの配置。
ずっと同じ向きでは踏んでてつまらない滝になってしまいます。なので適度に向きを変えてあげる必要があります。なので譜面作成において体の向きというのは大変重要になってきます。逆に配置を変えすぎるときつい配置になってしまい踏みづらくなってしまいます(僕はきつい配置のほうが得意ですが)
さぁあなたもレッツトライ!!!!



といきなり言われても書けねーよ!!!って人のために今まで僕が使ってた手法を紹介します。taki4
まずは軸になる足から書いていきます。ここで体の向きを決めていきます。


taki5
そして右足になる部分を置いていきます。コツとしては矢印を偏らせないことです。踏みにくいのと見た目がよくないので適度に散らしましょう。


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応用編。少し足の移動を多めにします。


taki7
どうでしょう?滝らしい滝になった気がします。適度にきつめの配置を置いてあげることで譜面にメリハリをつけることができます。
滝を書く上で意識していることは
・BPMが遅いほどきつい滝を書いたほうが楽しい
・滝の締めには重い配置を置く
・出来れば曲に合った形の滝を置く
・節目に重い配置を置く(8小節目の3.4拍目とか)
・似たような配置を近いところに置かない
・数小節書いたからと言ってコピペをしない(結構バレます。してもいいですがバレないように少し配置を修正するなどするといいです)
・他人の滝見て面白いなと感じた配置を真似てみる(ArrowVoltexの自動生成を見て楽しい配置を盗んでみてもいいかもしれません。結構発見があります)






応用編
滝の形は様々です。きつい配置含めて色々紹介します。


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八の字とかローリング丸太地帯とか呼ばれてるアレです。左右の足がずっと遠く動くのでトップクラスできついです。
滝の締めとかにたまに配置するといいです。


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階段が折り返しで向きを変える配置。
個人的に結構使う配置です。多用すると結構きついのでほどほどに。


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縦ビジと呼ばれるやつ。軸じゃないほうの足が上下に移動するので移動量がめちゃくちゃ多いです。1拍入れるとアクセントになるのでお勧めです。2拍以上入れるときつさが激増するのでほどほどに・・・。


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軸配置。片足を軸にして片足が縦横無尽にパネル上を動くやつです。
左右軸がメインになるかもしれませんが一拍だけなら上下軸も使えます。汎用性が高いですし曲にも合わせやすくて使いやすい配置ですが使いすぎると譜面の美しさが減ります。


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真ん中に3連をかませた階段配置。
これも僕が結構使います。3連で体の向きが変わるし階段配置は体に優しいので使いやすいです。ただしこれ書いた後の配置に困るので使いようです。


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付点8分(3連)で向きが変わる配置。正直一番きつい。@@というStepArtistがよく使うので変な顔になります。使いすぎるとマジギレ必須なので気を付けましょう。

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これはさっきの付点8分で向きが変わる配置と縦ビジの混合です。
既視感ある配置ですね。何とか内サバイバーですね。配置を混ぜるとこんなことができます。ちなみにこの配置今までの人生で一番きつかったです。


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トルネード配置。
見た目はきれいですが踏めばめちゃくちゃきつい。一回入れるといいアクセントになります。1回でいいです。マジで。


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3つを軸に向きが変わる配置。通称Zaiaトルネード(氏がよく使うので)
意外と汎用性あるのでぜひ覚えてください。後半の配置はそれの応用です。


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1拍半で向きを変えつつ4連を入れる配置。
これも結構汎用性高いです。ダツツダツツ的な8分で3つでリズム刻むところとかに使えます。


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4分を軸に向きを変える配置。
ノリノリになれるのでお勧めです。



他にもいっぱいあるんですがこんだけ覚えておけば滝の幅が増えると思います。というわけで適当に合わせて書いてみました。
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こうして 滝は つくられる

いろんなパターンを頭に入れておくと無心で滝が書けるようになるのでいっぱい滝を書いたり他人の譜面を見て研究しましょう!




おまけ
個人的にお勧め滝研究パッケージ
・Tachyonシリーズ(昔のは滝の向きが1小節ごとに変わっていたりして向きを知るのに最適ですし新しいのは配置がクッソきついのでそれはそれで見る価値がある)
・Sharpnelstreamzシリーズ(作譜者が多くていろいろな譜面の研究ができる)
・Trails Cold Stresamシリーズ(滝の作りと要所の決め方がめっちゃきれいなのでお勧め)
・BangarZ(とにかく汚い。おすすめ)