2018年06月

毎度ご無沙汰しております。今回はDDR筐体のバーの話です。In The Groove(クッソ長い滝を踏むゲーム。以下ITG)をやらない人やノンバープレイヤーの方には需要が全く無い話ではありますが、奮闘記として見ていただければ幸いです。なので今回長いです(?)
あと画像多めなのでパケ死(死語)には気をつけましょう(近年の通信事情なら絶対に困らないでしょうけど)



先ずは概要から。何故バーを上げなければいけないのか(歴史の話なので興味ない方はすっ飛ばしてください)
ITG筐体には2種類存在します。
当初ITGはEXTの後(いわゆる氷河期)にDDR筐体を魔改造して作られました。その後紆余曲折あって(怒られたとも言う)Pump It Up(以下PIU)の販売元のアンダミロ社と共同で筐体を作成しました。
このバー、DDRと高さが違ってPIUと同じ高さなんですよね。実寸で言うとDDR筐体のバーより5cm高い。しかしこの5cmがかなり違う(肩で踏むゲームなので重要)ので嵩上げにチャレンジする事にしました。以上前置きでした。


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バーを下から嵩上げ出来ないか見てみました。なるほど。
外そうとしましたが強烈なトルクで締められてました。一瞬で断念。
しかしここで倒れるわけにはいかない…!


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というわけで我が家で大活躍してる段ボールを丸めてくっつけました。これを


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紐でガッチガチに固定して完成。ビクともしないしいい感じです。これで安泰…と思ってた矢先、


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見事に潰れました。ぺっちゃんこ。まぁここまでは予想出来てました。どうすっかなあといろんな物を物色。そして見つけたのがこちら。


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倉庫の銀パネからイレクターパイプを拝借。鉄製で頑丈だしいける…!


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またしても紐でガッチガチに固定。紐ってすごいね!


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片側だけだとDPでバー持つ時に高低差で肩がやられるのでこっちにも施工することに(元々1Pサイドはは全く弄らない予定だったのですが…)


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そこはかとなく固定。紐が足りなかった…


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1曲でこの通り。ですよね〜〜〜
紐さえ買い足せば余裕なんですが困った。そして思いついたのが「横からも固定すればいいんじゃね?」という発想。


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イレクターパイプを3本組み合わせて上と左右から固定。テストしたところビクともしません。やったね!
とはいえ紐で固定してるぶんいつか緩むんだろうなぁと考えてたので次の手を考えました。


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材料はこいつら(某ホームセンターにて)
U寺ボルトとボルト用の板と板ゴム(滑り止め)とワッシャ(緩み止め)とバーカバー用に水道管のホースをアレするやつを買いました。そして…


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できました。左右からも固定しようと考えてたのですが上だけでガッチガチに固定されて動く気配無かったのでそのまま逆サイドも施工しました。
高さを合わせるために3mmの板ゴムを2枚重ねて入れてます。


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完成。
使い心地ですが、かなりいいです。
アンダミロ筐体のバーがDDR筐体より幅広で肩に力入れやすい感じだったやつが再現できました。思わぬ副産物。


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テストがてら踏んでたら新規で17レベル(DDRの17レベルではない)をクリアして満足しました。5800ノーツが辛いのでもっと頑張ります。


次は…また何かあったら書きます。スピーカーとか。

ご無沙汰しております。前回搬入したツイートが大反響で焦りを隠せないなか快調に動いてます。
今の時点で色々弄られてますがパネルの話を。



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先ずはみんな大好き(?)パネルの嵩上げとセンサー交換。
パネルが乗っかる金具(センサーを挟んでいるやつ)に養生テープを貼り付けて嵩上げしています。1枚単位で出来るので微調整がとても楽です。デメリットとしてはちぎるのがめんどくさいです(僕はロールごとカッターで切って大量生産しました)
センサーの反応が鈍いと感じた時はセンサーをぐにゃぐにゃと曲げると元に戻ったりしますので応急処置として参考にしてください。画像はやりすぎて裂けました…


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というわけで参考程度におそらく見ることもないセンサー(通称ういろう)の中身です。こんな風になってるんですね。ある程度の圧力がかかると上と下がくっついて通電する仕組みみたいなので極性は無さそう。


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嵩上げしすぎると固定用の金具がパネルを押し込んでしまい反応しっぱなしになる(むちゃくちゃ上げないとならないですが)ので、ワッシャーをかませます。大事です。ってか普通の人はこんなになるまで上げない気がします。


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おまけ。我が家に珍しいものが届きました。Muse-Onは情報少ないしレビューしてもいいかなあと思ってます。


祝!!!!!1周年!!!!!
まとめ記事はこちら

以下記事。


ご無沙汰してます。タイトルの通りですが経緯と搬入するまでをつらつらと書いていきます。

まず経緯。
この前WGCでITG(DDRっぽい別ゲー)をやってた時に「我が家の環境ではこの先には行けない」と強く感じ、数人に煽られ()知人のツテもあり購入に踏み切りました。値段は書きません(相場は20-30万だそうです)


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トラックをレンタカーして出発。パワーゲート付きだと2t車でも運転出来ない世代なので友人(中免持ってる)に運転を依頼しました。マジで助かりました。


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んぬわ時間後、筐体の設置箇所に到着しまして筐体をバラして…


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積みます。パワーゲートマジで便利です。
ちなみにパワーゲート無しで積み込みを行う場合6人程度いれば持ち上がるそうです(先駆者からの経験談)
ブラウン管は壊れているそうなので液晶に換装します。上のパーツ(POP付いてる所)は天井高が足りないので付けません。


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鬼のように紐を這わせて動かないように固定。紐借りて良かった…
ちなみにブラウン管は真空管が割れたので完全にゴミと化しました(


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そして家へ。搬入を行います。
パネルが片側100kg、筐体が200kg近くある(ブラウン管込みらしい)ので結構人数がいります。最低4人いると楽です。
なお扉の幅は筐体が72cmなので80cm程度あれば大丈夫と思われます。パネルは90cmあればそのまま入るそうです(我が家は横にして搬入しました)


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筐体が入った所です。正直めちゃくちゃ安堵しました。寸法測ってドアを作成しましたがずっと入るかどうか心配だったので入った時はめっちゃ興奮してました。


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無事コンパネも入りました。ぐるぐる矢印は後に内向きになりました()


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次いでモニタ。
荷締めの紐を筐体の裏から通して固定しています。強度は問題なしです。


そしてパネルを掃除して配線、電源オーーーーン!!!!!!
…うんともすんとも言わない。壊れた…?と数時間に渡り色んな場所を探りまくった結果、
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ここが原因でした。
裏蓋閉めないと電源が入らないように安全装置が付いてるんですね。灯台下暗しとはこの事…。
ピンを押す金具をテープ止めして起動テスト。無事動きました。


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現状の環境。筐体の横にアケコンが置いてあるというなかなかシュールな光景が完成しました(


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部屋の外から筐体が見えると結構壮観です。テンション上がります。



搬入するまでは以上です。次回は色々どうなってんのってところを解説したいと思います。

追記: この記事、一番見られてるみたいなのでなんか嬉しい限りです。よかったらパネルメンテやらDDRアケコンネタや銀パネネタも揃えてますので適当に楽しんでやってください。

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