2018年09月

ご不沙汰しております。今日のネタはDDR筐体をPC上で動かすための記事です。

用意するもの
・JAMMA変換器
・銅線(またはケーブルとか束ねてある鉄線入ったモール)

なんとこれだけ!!!!

・JAMMA変換器
我が家はUltimarc社のJ-PACという変換器を使ってます(多分これが一番メジャー)
海外から買えます(結構いい値段します)
たまにヤフオクに落ちてたりします(やっぱりいい値段します)
ちなみにこれです↓
jpac
これがあれば各ボタンとパネルをキーボード化できます。すごい。


・銅線
割と必須アイテムです。使い方は後ほど。


導入編
DDR黒筐体(SN以前)、基板(System573)からパネルの有無を検出する信号を出力しているみたいで、そのまま変換器かませると1Pの上と右が反応しっぱなし、2Pの上と左が無反応になります(通常これらの反応を検出して通常モードに変更されるそう)。
赤筐体(SN以降)はI/Oユニットが検出するので何もしなくて大丈夫みたいですがパネルとウーハーのネオン管が点灯しっぱなしになります。
黒筐体でもExt-I/O(SN以降にコンバージョンされたもの)搭載しているものは全部光ります。まぶしい。特に前のネオン管が・・・。
光らせない方法として、Ext-I/Oから配線を全部抜いて(4つ)以下の方法を実行します。光っててもいいやって人はそのままで大丈夫です。赤筐体の人はライト周りの配線探して引っこ抜くくらいしか方法思いつきません。

なのでこれをなんとかしないといけません。やり方はふた通り。


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まずは1つ目。System573に挿すコネクタの写真の場所(一番右と右から6番目)に鉄線入ったモール(電気通れば何でもいいです)で短絡します。
これで検出がされ、普通に踏めるようになります。
メリット:簡単かつ接触不良時直すのが楽
デメリット:基板に挿す時短絡線を取り外さなきゃいけない(けっこうめんどくさい)



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2つ目。I/Oに直接小細工をする方法です。まずは1P右上、2P左上の銀パネルを外します。

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外すともう一個カバーが付いてるのでこれも外します。

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するとI/Oが出てきます(既に配線済みですが気にしないでください)
右下にあるコネクタの一番左と左から3番目を短絡します。

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拡大。こんな感じです。

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これを各プレーサイドに配線します。

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モールだと心もとない感じだったので銅線ねじって刺しました。
メリット:見えないので見た目が大変良い、さっきのコネクタを基板に挿しっぱなしにしてもPCで使える(配線そのままで普通にDDR出来ます)
デメリット:振動で配線取れたら最高にめんどくさい。旧作動かす時死ぬほどめんどくさい
追記:このジャンパ線刺さったままだと旧作動かす時に「不明な本体を使用しています」というエラーが出ます。旧作と共存させたい方は上記のコネクタに繋ぐやつのほうがいいです。あとは基板側に細工してI/Oチェック飛ばすか(この辺は知らないので割れに自信ニキに聞いてください)


こんな感じですね。モニタの方は普通に繋いでも映らないのでまた書きます。こっちはどっちかというとモニタ死んだ人向けになるかもしれません。



20.8/21 Ext-I/Oを拝めたのでそのへんを修正しました

人生の目標はアルファブロガーになることです。嘘です。
予告遠りEzの話です。まとめて書いても良かったのですがそれだとほら・・・楽しくないじゃないですか・・・(何が)


それはある日のことです。たまには赤いの(BErA)をやろうと思って電源入れたんですよ。そしたらうんともすんとも言わないんですよ。
まさか・・・死んだ・・・?と思って色々原因を探りました。
電源入れて何も起こらない場合、原因は様々ですが電源かグラボか最悪マザボか・・・という話をしている最中、某氏から「マザボのPWRピンをショートさせて起動するか確かめて欲しい」と言われたのでPWRピンをマイナスドライバーでショートさせたところファンが回りました(狭すぎて画像取ってません。申し訳)。つまり電源とマザボは無事。
じゃあ原因はなんなのか。そう、それは・・・
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この中に潜り・・・

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はい。マザボの電池切れです。しかも液漏れしてました・・・。
電池はどこの家庭にもあるCR2032です。交換します。



しかしこれだけでは終わりませんでした。ファンは回るが画面がつかない。何度再起動をしても同じ。いろんなもの取り外して起動するもやっぱり画面はつかない。
もしかしたら周辺機器に異常があるのでは?と考え、まずは変換器(レグザにはVGA端子が無いのでHDMIに変換してます)を介さず違うモニタに出力して起動を試しました。

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・・・。
うつった・・・。
というわけでBIOS画面に入って初期設定を。需要あるかわからないですが書いておきます。教えていただいたみもよさんに感謝。
・Standard CMOS FeaturesのDrive Aを[None]に
・Power management setupのState After Power Failureを[Auto]に
これさえしておけば次回起動時からは勝手に立ち上がります。変換器はOSさえ立ち上がってくれれば画面映るので問題なし。

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懐かしのWin98の起動音からの無事起動。よかった・・・。

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そして環境復活です!(コンパネ部分が最高に散らかってるのは見なかったことにしてください)
神曲Akashaができるよ!やったね!(2回目)

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おまけ。
みんな大好きなアレです。判定がどうしようもなくてクリアできません。合掌。

前回の記事はメンテ関係なかったので今回はくそ久しぶりのEz奮闘記です。
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懲りずにレグザ37Z7000を手に入れまして(1万くらい)1円レグザを卒業しました。
本家筐体のモニタはアス比4:3の31インチなので37インチのワイドモニタがほぼ同じ大きさになります。やったね!

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この光景、何度見たことやら。

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そして無事換装。前みたいに画面サイズ合ってなくて画面が切れるなんてこともないです。超快適。

次回もEzネタです。

ご無沙汰です。我が家の筐体は皆様のおかげで無事稼動しています(赤いの死んだままだけど)
今日はメンテネタではなく筐体を持って思ったことがあるのでつらつらと書いていきます。

買った後の話
よっぽどレアなゲームでなきゃ買うまでは簡単です。筐体販売サイトとかあるので。なんで飛ばします。
しかし買う前に調べておきたいこともあります。
・寸法
探せば出てくるものもありますが、ネットに落ちてない細かい寸法は筐体の説明書に書いてありますので持っている人や買う前に問い合わせたほうがいいです。ドアが小さくて入らないとかいう大惨事になりかねません。「そんな大きくなさそうだし良いでしょ」とか考えてると痛い目見ます。ちゃんと調べましょう。

・重量
筐体、見た目以上に重いです(参考程度にDDRはシステム全体で400kg)
床が薄いと抜けるなんてこともありますのでjubeatとかならともかくこの辺も見ておいたほうが良いです。
あと運ぶのに人手がいりますので周りとのコミュニケーションを密にするか業者雇いましょう。搬入手段は様々ですので(窓から入れるとか)割愛します。

・音周り
音ゲーだと重要です。我が家は防音室でよほどすごい音量出さなきゃ大丈夫であることは実証済みです。
鍵盤ゲーであればプレー音以外にも打鍵音がうるさかったり、踏みゲーに至っては振動被害もあります。近所に漏れればトラブルになりますし相手者に相当なストレスになります。隣家がずっとうるさい車アイドリングしてたら嫌じゃないですか?
なのでプレーする時間を制限する(夜遅い時間はやらない)とか近所さんと相談(協議の上何時までやってもいいって決めとく)する等対策は必要です。
「他人とかどうでもいいじゃん」とか考えてる人はマジで筐体持ってほしくないです。人は一人で生きているわけじゃないです。


お金とかの話
物を所有すればもちろん維持費がかかります。鍵盤ゲーであればスイッチとかボタンとか、踏みゲーならパネルとか圧力センサーとかが交換品になりますね。
しかしそれ以外にも覚悟しなければいけないものがあります。モニター、基盤、HDDといった壊れると割とどうにもならないものもあります。
このあたりが壊れるとわりかし悲惨です。高級物置になります。修理出来たりなんとかできる人が身内にいればいると超助かるので少なからずそういうツテは持っておいたほうが良いです。(自分でなんとかできる人ばかり所有してるイメージがありますが)
なんで持つ前より持ってからの方がお金かかります。イタリア車よりはマシ・・・なはず・・・。


人間関係の話
筐体持ちとしては語っておかなければなりません。どちらかというと持ってない人向け。
筐体を持てば色んな人から「筐体触りに行きたい!!!」と言われることでしょう。そりゃそうじゃ(某博士)
そして一度行けばまた味をしめて何度も・・・と考える人が大半かと思います。そりゃ(略)
では筐体持ちの人はなぜそれを購入したのでしょうか?そう。「自分がやりたいから」なのです。それ以外に理由なんざありません。
さらに僕の場合、嫁さんと生活していますのでその辺の兼ね合いもあってなかなか軽卒に家を開けることができません。
さらに来客者がプレー中に筐体のパーツを破損したりとか起これば(幸い我が家は発生していませんが)大きなトラブルになりかねません。

つまり何が言いたいかというと「人を選んだほうが良い」ということです。実際僕がどうしているか書く気はありませんが、信頼の置ける人だけにしといたほうが良いです。仮にも一般家庭に人を招き入れるわけですし。
逆に招かれた側は最大限の配慮(何とは言わない)をした上でプレーしましょう。そこはゲーセンではありません(ゲーセンでも最低限のマナーを守ってくださいね)
僕の周りではいろんな物を戴いたり僕の手に負えないレベルのメンテをしてくれる方や筐体維持費としてカンパをくれる方がいてたいへん助かってます。人脈って本当に大事。なので僕はそういう人のためにあの部屋を開放しています。



今回わりかしネガティブな内容になってしまいましたが、筐体を持つ上での心得として読んでいただければ幸いです。

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